量をこなすには良い。
量に関しては問題ないです。一通り、どのような内容が問題になるのか課題文を読むだけでも勉強になります。そういった目的であればお勧めします。
しかし、質にはかなり疑問が残ります。特に解答例は絶対に参考にすべきでないと思います。理由は、論証になっていないからです。筆者自身、大学入試の小論文と法科大学院の小論文の違いを著書の中で論じていますが、残念ながら著書の内容に大学入試レベル解答例が多数見られます。特に、著者の知識を見せびらかす比喩を使い、強引に結論と結び付けている。これでは、思いつきのままに書く大学レベルの小論文と大差ありません。
闘う二十五題も購入しましたが、傾向に変わりなく、大変残念です。小論文に関しては、二度と著者の本は買わないと思います。
必須
法科大学院入試が行われ、数々の小論文問題集が出版されたが、これほどまでの収録数、参考答案、受験生答案、解説を載せている問題集は他に無い。 値段は高いが、下手な対策本を数冊買うよりは、これ1冊を解いてみるほうが役に立つ。最初は書けないかもしれないが、写経でも良いから書き写してみること。そうすれば自然に書き方は身につくであろうし、論点の見抜き方も上達するだろう
解説に依存しないこと
■特徴 法科大学院入試で出された小論文をまとめ、一校一校解説を付けて一冊の本にしたという手間のかかっている本です。法科大学院入試でどのような文章が出され、どのような設問がなされているかを容易に把握することができるでしょう。■良い点 ・他の追随を許さない収録校数。 ・これだけの問題を収録すると、解説が1ページだけという風になりがちですが、随分と頑張って解説を加えています。 ■悪い点 ・法律を学んでいると、概して物事を「肯定説」「否定説」「折衷説」という風に、一元的に割り切って論じてしまう癖があります。この本の解説も、問題文の意図を単純に一元化して把握しがちなので、上記の癖を助長してしまう傾向があります。 ・例えば上智の問題のように、一見すると自由と幸福の二律背反を述べているような問題は多く見られます。しかし問題文を詳細に見ると上記のような一元論では無く、もっと複雑な見方を必要としています。そこで単純な一元論で書いてしまうと、あまりに稚拙な論述となってしまうでしょう。 ・したがって解説は内容を最も単純化させたものと考えて、あまり依存しすぎない方が良いと思います。独自性のある見識から精緻に見ていくトレーニングが別途必要かと思います。 ・分厚く大きい本です。解くのに苦労するのではないかと思います。関西・関東などの形で分冊した方が良かったのではないでしょうか。 ■総合評価 解説自体は、レベルが低いものでは無いのですが、できればもう少しレベルの高いものをお願いしたいところです。その分☆一個分を減じました。
大きい&高いが内容は充実
大きい&値段が高いのがネックですが、内容は非常に充実しています。 特に出題の意図についての分析が的確で、非常に参考になります。 また回答例と講評も豊富です。買って損はないと思います。
辰已法律研究所
法科大学院小論文 発想と展開の技術 ロースクール小論文バイブル・コンパクト(2004年8~11月実施版) (辰已ロースクールBibleシリーズ) 法科大学院小論文 闘う25題〈2008年度版〉 法科大学院小論文 闘う25題〈2009年度版〉 法科大学院適性試験「推論・分析力」解法の論理ブック
|